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企画展「煙草と時代」のご案内

企画展_煙草と時代
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 勿来の関公園にある勿来関文学歴史館施設では、9月17日(木)より企画展「煙草と時代」を開催します。近代のたばこが専売制に移行する時期のラベルや、和の喫煙具を通して、たばこの歴史の一幕をご紹介します。

【会 期】 平成21年9月17日(木)~11月17日(火)

※会期中の休館日…10/21(水)


たばこはアメリカ大陸原産の植物で、十五世紀の大航海時代にヨーロッパに伝わり、日本には十六世紀の末頃に伝来したと考えられています。たばこはポルトガル語で、わが国では「煙草」のほかに「多葉粉」「太葉古」「丹波粉」などの当て字が使われていました。

江戸時代に、たばこは暮らしの中のいこいとしてだけでなく、ファッションや社交の道具としても欠かせない風俗の一つとなりました。幕府は、喫煙とたばこの売買・耕作をたびたび禁じましたが、「きかぬもの、たばこ法度に銭法度」と落書に歌われたように、たばこの流行は続き、やがて禁令も出されなくなりました。当時の喫煙方法は、葉たばこを細かく刻んだ「細刻み(ほそきざみ)」をきせるで吸うというものでした。葉たばこを毛髪のように細かく刻む例は外国には見られず、この特徴が、きせるをはじめ日本の喫煙具を独特の形に変化させました。

明治時代には、海外から紙巻たばこ(シガレット)や葉巻、パイプなど新しい喫煙スタイルが伝えられましたが、中でも紙巻きたばこは日本のたばこ文化を大きく変えていきました。当時、輸入品の紙巻たばこはハイカラのシンボルであり、パッケージの美しい印刷やデザインも注目を集めました。日本国内でも紙巻たばこが製造されるようになり、新しい産業へと育っていきました。明治以降、刻みたばこをきせるで吸う喫煙風俗は、しだいに手軽な紙巻たばこへと移っていき、現在はフィルター付紙巻たばこが最も普及しています。身近な嗜好品であるたばこは、時代の流れや世相につれてそのかたちや味わいを変えながら、人々とともに歩んできました。

本展では、きせるやたばこ盆などの和の喫煙具や、明治時代のたばこパッケージなどを展示し、たばこの歴史の一幕をご紹介します。


 ◆ 会期中のイベント  

平成17年度に実施し好評を得ました「闘茶」の第二回目を実施します。「闘茶」とは、茶の味を飲みわけて種類・産地を当てるゲームで、十四世紀の南北朝時代に流行しました。ちなみにたばこ文化が花開いた江戸時代には、葉たばこの産地ごとに味くらべをする「ききたばこ」という遊びがありました。

日   時 平成21年10月11日(日)10時~12時
場   所 吹風殿
定   員 先着10名(小学生以上対象)
参 加 費 無料
受付期間 9月17日(木)~9月30日(水)
要予約 申込みは電話かFAXで勿来関文学歴史館まで
電話 0246-65-6166、FAX 0246-65-6167


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