園芸相談_ヘブンリーブルー(アサガオ)のタネについて

【相談内容】
ヘブンリーブルーのアサガオのタネはどうなっているのか?
普通のアサガオとは違うようだ。

【相談者】
60代 ご夫婦

【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)

 アサガオというと谷中の“あさがお市”に代表されるように、日本の夏の風物詩といったところの植物です。また、日本には江戸より変化アサガオの伝統もあり、メンデルの遺伝の法則の発見以前にその原理をつきとめ、品種改良や採種に応用していたという輝かしい歴史もあります。

 すっかり日本の植物のような顔のアサガオも、実は外来植物で、平安時代初期に移入したものと言われています。(奈良時代、万葉集に詠まれた“朝顔”は、キキョウまたはムクゲとする説が有力です。)

 ところで、植物としてのアサガオは、Pharbitis nilという学名を与えられていますが、詳しい来歴、どこの原種かは不明とされ、広く世界で栽培、または野生化しています。おたずねのヘブンリーブルーはというと、実はアサガオ属(Pharbitis)ではなく、サツマイモの仲間のイポメア属(Ipomoea)の植物で、アサガオとの大きな違いは、種子の入る子房がアサガオは3室で6個の種子ができるのに対し、Ipomoeaでは2~4室4個となり、ヘブンリーブルーは4室4個のタネができます。Ipomoea tricolor(ソライロアサガオ)がヘブンリーブルーの学名と和名です。タネは日本のアサガオより細長い感じです。

 

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