園芸相談_クリスマスローズの花色は変化するのか

【相談内容】
去年ホームセンターで売れ残りの安売りのクリスマスローズを買って庭に植えておいたら、買ったときは緑色だと思っていたが、今年咲いてきた花は暗紫紅色だった。
花色は土の影響で変わるのか?

【相談者】
30代 女性

【アドバイス】
回答: 箱根 ゆみ子 先生 (園芸アドバイザー)

 売れ残りの鉢とのことなので、おそらく花が咲き終わって、花びら(ガク)が本来の花色から褪色したものを求めたのだと思います。

 クリスマスローズの通常5枚の花びらのように見えているところは、アジサイなどと同じようにガクで、実際の花弁は雄しべの外側の小さな筒状の蜜腺(ネクタリー)に変化してしまっています。蜜腺が散った時点が他の花と同じ花の散った状態で、ガクは6月くらいまではじめに色が薄くなり、次に緑色になり、しばらくついています。

 古い花のついているクリスマスローズはどれも緑色で、本来の花色は中の雄しべや蜜腺がついているときの花色が正しいものです。何色の株でも良ければ古い花のものでも良いですが、欲しい花色がある場合は、1花のみでもまだ雄しべ蜜腺の散っていない、花がついているもので確かめて購入されると良いでしょう。

 また、ツボミの状態も、黄色、白、薄いピンクなど、淡色の花は緑色をしていますので、あまりツボミが小さいうちも正しい花色がわかりにくいですので注意して下さい。

 土による花色の変化はほとんどなく、むしろ置き場所、温度などのほうが影響が大きくなります。

 

季節の花だより

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